八幡神社とは

e0123189_233435.jpg

 荏原の歴史を知るための旅においてまず、一つの切り口として八幡宮めぐりを始めた。そして、当初挙げた三十の八幡神社のうち、約半数をすでに訪れた。いくつもの八幡神社をめぐってみると、源氏の何某に関わりのある由緒が出てきたり、中世の歴史が垣間見えたりして、なかなか面白い旅になっている。

 合わせてお稲荷様もめぐるようになり、荏原の神社に関してはいろいろと調べるようになった。

 いくつもの神社について由緒を調べていくうちに、一つの事実を知った。それは現存する神社が、明治時代になってだいぶ統廃合されたものであるということである。村にいくつもあった神社が一つを残して皆まとめられていて、その残った神社には境内社として、さまざまな神が合祀されている。実際、八幡神社に行っても、境内にはお稲荷様があったり、別の神様を祀った祠があったりする。

 そんな歴史を知ると、実は現在ある八幡神社以外にも、荏原にはもっと八幡神社があったのではないかと思う。昔あった八幡神社が、今はある神社に合祀され、小さな祠になってしまっているかもしれない。そう考えると、今ある八幡神社だけをめぐっても、八幡宮めぐりにならないのではないかという気もしてくる。

 それでも、今に残る八幡神社には、それなりに意味があるはずである。八幡宮めぐりを続けることで、きっと荏原の歴史が見えてくるに違いないと思っている。

 また、現在の神社の姿が、前近代のそれとは違っているということも「歴史」の一つとして認識しておきたいと思う。明治になって行われたことを、今更どうこう言っても仕方ない。そのことも「歴史」として知り、今ある神社の姿から、前近代の姿を少しでも探っていきたいと考えている。

 何にしても、今の私にとって、八幡宮めぐりやお稲荷様めぐりは面白い。一つ一つから見えてくるものは少ないが、いくつも巡っていくことで、見えてくるものはあるはずだ。

 荏原の歴史をめぐる旅は、続いていく。



にほんブログ村 歴史ブログへ

にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
[PR]
by ebara_explorer | 2007-10-10 23:05 | 八幡宮めぐり
<< 奥沢神社 勝利八幡神社 >>