笠森稲荷神社

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 戸越八幡神社のすぐ近くに、小さな稲荷神社があった。笠森稲荷神社という。数本の紅い鳥居の間に、幟がびっしりと並んでいた。

 この「かさもり」という名は、地図で稲荷神社を探していたとき、他の場所にもあったように思う。どういう意味があるのだろう。思い出すのは以前に訪れた世田谷区瀬田の瘡守稲荷神社である。この社では「かさもり」に「瘡守」の字が充てられていた。ここではっと思った。瘡守の「瘡」の字は疱瘡の「瘡」ではないか。先ほど訪れた戸越八幡神社には、疱瘡の治癒にご利益を求める信仰があった。戸越八幡神社に近いこの笠森稲荷神社にも、同様の効験があって「かさもり」と名付けられたのではないか。稲荷神社では、例えば「稲荷森」が「十日森」となるように、読みが同じで他の字が充てられることもある。ここの「笠森」も、もとは「瘡守」で疱瘡の治癒に対する信仰があったのではないか。そんな気がしてきた。

 幟に気を付けながら小さな鳥居をくぐって祠に参ると、このお稲荷様にはたくさんの狐様がいらっしゃった。

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by ebara_explorer | 2007-10-31 23:38 | お稲荷様
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