2007年 11月 07日 ( 1 )

中目黒八幡神社補足

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 中目黒の文化財めぐりで、次に訪れたのは中目黒八幡神社である。ここはすでに私の荏原の旅で訪れたことがある神社だ。ただ、私の調べたところではこの八幡神社創建の由緒については不明であった。そこで、もしかしたらこの文化財めぐりで新しい知識が得られるかもしれないと、楽しみにしてきたところでもある。

 しかし、郷土史家の先生も、創建について詳しいことはわからないとおっしゃっていた。残念であった。ただし、八幡神社に関していくつか補足すべきことを聞いたので、この機会にまとめておきたい。

 まず、この神社を訪れたときの印象として、境内が明るいということがある。ほとんどの大きな木の枝が切られてしまっているからである。郷土史家の先生によると、木の枝はこの春に切られたものであるという。境内の南側の崖が崩れそうになっているため、その負担を減らそうと切ったのだそうだ。だから、それまでは境内がもっと鬱蒼としていたとのことであった。
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 また、この中目黒八幡神社では例大祭のときに行われる十二座の神楽が有名である。しかし現在は、毎年の例大祭では十二座すべてを行っていないという。十二座の神楽を奏するには夜通しかかるそうだが、現在は時間が午後二時から九時までに限られており、毎年演目を変えながら十二座のうちいくつかを行っているという。これはお茶を給仕していただいた宮司の家の方から伺ったものである。

 その他に、神社の前を通る道について、興味深いことを郷土史家の先生から伺った。神社の前の道は「新寺道」という古道だそうだ。先に見た長泉院(新寺)の前を通る道だったという。この道を南に行ったところにある鏑木家は、いくつもの村の総代を兼ねる総総代の家であったそうだ。また道の周囲は、目黒川の水を利用した水田だったそうで、目黒では貴重な水田地帯であったとのことだった。

 文化財めぐりで再訪することにより、中目黒八幡神社のことをより良く知ることができた。


(写真は後日再訪して撮影したものである)



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by ebara_explorer | 2007-11-07 20:52 | 八幡宮めぐり